第八十三回
「あやめ台」
2005年4月15日(金)
晴れ


約20年ぶりにこの地へやってきた〜『あやめ台』お父さんの仕事の関係で幼稚園の頃はこの辺りで過ごした。千葉県JR稲毛駅からバスで15分くらい。幼稚園を出てからすぐ九州へ戻ったけんあまりにも希薄な記憶しか残っていない。そのせいもあってか何を思ったのか、「過去の記憶を取り戻す」の旅を決行しにやってきたのだ!

曖昧な記憶を呼び起こしながらあやめ台行きのバスに乗り、窓の外を眺める。「う〜ん.....こんなとこやったかいな?」今となっては全然見知らぬ街に来た気分。悲しいモードに入ろうとした時.....「あっこの坂見覚えある〜!」懐かしい匂い!幼稚園に続く坂道。桜がキレイ。

近くの停留所でバスを降り、ドキドキしながら坂道目指す。「この坂登れば.....きっとあるはず...!」ドキドキはまだ止まらない。噛み締めるように坂を登る。登りきった!あった!「あやめ台幼稚園」興奮して思わず駆け寄った。子供たちはもう家に帰ってしまったのかな〜。人気のない幼稚園。中にはさすがに入れないから金網にへばり付いてしばらく眺めた。持ってきたカメラで変質者に間違われない程度に写真を撮り、深々と一礼して幼稚園を後にした。

旅の最後は幼稚園の帰りにお母さんとよく買い物したスーパー。自然に辿りついた。飲むヨーグルトを買ってベンチでゆっくり飲んだ。

幼い頃の自分を家族を不思議と愛おしく思えた。そんな旅だった。


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